KDP(キンドルダイレクトパブリッシング)で簡単に紙の本が作れるようになったということで、これまでKindel版のみであったKaggleのチュートリアル第5版のペーパーバックを作ってみました。
このペーパーブックの作成は、日本ではこの10月からできるようになったようです。 Amazon、「Kindle ダイレクト・パブリッシング」で紙書籍の出版が可能に 誰でも手軽に紙書籍を販売できる | TECH+
作った手順
Kaggleのチュートリアル第5版は既にKindle版を公開していたので、ペーパーブックの作成はとても簡単でした。以下簡単な手順です。詳細な手順はググるとたくさん良いサイトが出てくるのでそちらを参照ください。
KDPにログインすると、ペーパーバックの項目ができています。ここから作成していきます。(これは作った後の画面なので、レビュー中になってしまっています)
1つ目のページでは、書名やカテゴリなどを選んでいきます。ここはKindle版とほぼ同じなので、特に迷う箇所はなく入力ができます。
2つ目のページでは、ページサイズや印刷の向きなどを選択していきます。ここは自分のpdfの大きさがどれぐらいかもわかっていなかったので、やや難しかったです。
ただ、pdfをアップロードしてプレビューに進むと、文字がはみ出してしまう箇所の注意が出てるのと、最適な大きさを表示してくれるので、プレビューに進んで最適な大きさを確認しそれを設定する方法で問題ありませんでした。
表紙は、やや表表紙と裏表紙を1つのpdfにおさめる必要があり、既存のものから作り直す必要がありました。
KDP表紙検索ツールというのを使うと、どのサイズで作ると良いか表示されるので、これをはじめから使うと簡単だったと思います。
プレビュー画面で問題ない場合、承認をクリックすると、本の印刷代金が表示されまます。今回の本の印刷代金は、445円とのことです。
表紙カラーで、本文135ページの本をこの値段で印刷してくれるのは、とてもありがたいと思いました。
最後に3つ目のページで、値段の設定をします。
設定した値段の60% - 印刷費が自分の収入になるとのこと。詳しくはロイヤリティ のページがあるのでそちらを参照。
今回の本は1,200円と設定したので、1200 x 0.6 - 445= 275で、1冊売れると275円が自分の収入となるようです。
これで審査待ちになり、審査が通れば72時間以内にAmazonで購入可能になるようです。
まとめ
ペーパーブックを申請した手順を書いてみました。 審査が通ったら自分で購入してどのような出来上がりが確認してみたいと思います。