Keynoteが2018年6月15日のアップデートにより、LaTeXで数式の入力可能になりました。
これまでは、Pagesを使ったり、LaTeXiTを使ったりしていたのですが、
このアップデートにより、Keynoteだけで数式入力をふくめ完結するようになりました。
微修正や、コピーなどが簡単にできるので、スライド作りがとても捗ります。以下どのような使い勝手になったか紹介してみます。
使い方
入力
上の図のように、挿入から方程式を選択します。
ショートカットキーは、alt + ⌘ + E です。
すると、上の図のように方程式を編集と表示されます。
ここにLaTeXまたはMathMLを入力すると数式がプレビューに表示されるので、問題なければ挿入をクリックします。
すると、数式が画像として貼り付けられます。
修正とコピペ
1度入力した数式を修正する場合は、数式の画像をダブルクッリクしてやります。
そうすると、LaTeXの入力画面になるので、修正して、アップデートをクリックします。
数式を他のページで使いたいなど、コピーしたい場合は、単に画像をコピペしてやります。
使用例
NumbersもLaTeX対応しています。
使う機会は少ないかもしれませんが、Numbers(appleの表計算ソフト)もLateX対応しています。
Keynoteと同様の操作で、数式を画像として貼り付けることができます。
個人的な感想
これすごく便利だった。
— カレーちゃん(技術書典4でkaggle本を頒布しました! (@currypurin) 2018年6月15日
pagesで数式を書いてフォントを調整して画像になるから、Keynoteに貼る要領。
当然pagesで一度書いた数式は、いつでも修正して利用可能。
今日のスライド作りでLaTeXiTを使わずやってみたけど、全然問題なかった。 https://t.co/PGiKIDTyYn
上のツイートで書いたように、最近LaTeXiTでの数式作成から、Pagesでの数式作成に変えたところだったんですよね。
その直後にKeynoteが数式入力に対応して驚きました。
使い勝手がとてもよいので、作業効率が大幅に改善されました。
どんどん良いスライドを作っていきたいです。
keynoteを使って、技術書の画像を作る時があるので、もしかしたらその時にも使えるかもしれません。