マッハ新書の界隈で、色々な論点が発生していて、面白いです。
まだまだ新しい分野なので、新しいやり方を模索したりするのがとても面白い。
その関連で、出版の死の谷というぼんやりとイメージはあったけど、あまり意識したことのないフレームワークがあったので記録します。
記録
なんだろうなー、死の谷があるんだよな。
— ところてん (@tokoroten) 2018年5月8日
多くの人に届けようとすると、コストとベネフィットが釣り合わなくなるタイミングがある。
そりゃ100万部売れたら、ROI的に成功だが、1万部程度なら、印税少ないわクレームくるわ、アホに絡まれるわで、ROIはマイナス。
昔はクレームは著者に届けず出版社が握りつぶしていたからよかった。
— ところてん (@tokoroten) 2018年5月8日
今はダイレクトに届くから、死の谷はどんどん深くなる。
それでいて出版不況で売りは伸びないから、死の谷の先も怪しい。
死の谷は実際はこんな感じなんじゃないかグラフ(青線) pic.twitter.com/tPzvlnDvia
— ところてん (@tokoroten) 2018年5月9日
考えたこと
出版における死の谷って、既存のフレームワークではなくて、ところてんさんが出版されて感じたことなんだろうか。
商業出版って、いならい絡まれとかが発生しそうで割にあわないっというのは、本当にそうだと思う。
まとめるとこんな感じかなー。
- 同人誌や、noteでの本の販売は、数百冊売れたらベネフィットが極大に達する。
- 商業出版は、初版の数千冊が売れたくらいでは、儲からないのに、クレームが来たり絡まれたりして、コストがかかるので全然割に合わない。
- 商業出版するなら、その業界の教科書になるとか、数十万冊くらい売れるくらいして、コスト以上のベネフィットが発生。
商業出版に否定的なことを書いたけど、それでもやっぱり、商業出版はしてみたいので、教科書のような本を目指して精進していこうと思いました。